コアJava 1日目

3.1

慣例などなど
  • Javaは大文字と小文字を区別する(ケースセンシティブといいますよ)
  • 「public」というキーワードはアクセス修飾子と呼ぶ
    • プログラムのその他の部分がこのコードを使用できるかどうかを制御する
  • クラス名は最初の文字を大文字にするのが慣例
  • コンパイルされたプログラムを実行すると、Javaインタプリタは必ず指定したクラスのmain()メソッドからコードの実行を開始する

java NameOfClass

  • Javaでは、すべての文がセミコロンで終わらなければならない
関数の呼び出し

object.method(parameters)

{
System.out.println("hogehoge");
}

この場合、println()メソッドを呼び出し、引数に文字列を渡している。
文字列はダブルクォーテーションを使用。
詳細はそのうち。
Javaのメソッドは、その他のプログラミング言語と同様に、0または1個以上の引数を使用できる(パラメータとも呼ぶ)

3.2 コメント

ドキュメントを自動的に生成するために使用しるコメントが存在する

/** で始まり */ で終わる

詳しくは4章でやりますよ。

3.3 データ型

Javaは、強い静的型付けの言語

8つの基本型
整数型
長さ 範囲
int 4バイト -214783648〜2147483647(20億強)
short 3バイト -32768〜32767
long 8バイト -9223372036854775808L〜9223372036854775807L
byte 1バイト -128〜127
    • int型が最も実用的
    • 地球全体の人口を表す場合などにはlong
    • byte型、short型は、低水準のファイル処理やストレージに空きがない場合の大きな配列の処理など、特殊な処理に向いている
重要なこと

整数型の範囲がJavaコードを実行するコンピュータに依存しない。つまり・・・
あるプラットフォームから他のプラットフォームへプログラムを移植したり、同じプラットフォーム上の異なるOS間でプログラムを移植しようとするプログラマの作業を軽減する。

浮動小数点数
長さ
float 4バイト
double 8バイト

float型では精度が十分でないことが多いので、double型がよく使用される

    • float型には接尾辞の"F"が付く(3.402Fなど)
    • ”F”がない場合はdouble型であるとみなされる
文字型

char型
'H'は文字、"H"は文字列

boolean型

falseとtrueの2つの値を持つ。この型は、論理条件の評価に使用される。
条件式は

if ( x == true) { }

と、書くのがベスト?

3.4 変数

Javaでは変数のを宣言する必要がある

int vacationDays;
double salary;
char yesChar;

完全な文なので、セミコロンが必要

文字規則

変数名は文字で始まり、文字または数字が続くものでなければならない

      • Java予約語は変数名にできませんよ。
      • 変数宣言は1行に1つだけにしときましょう。

3.5 代入と初期化

変数を宣言したら、代入文によって明示的に初期化

int vacationDays; // 変数の宣言
vacationDays = 12; // 初期値の代入

変数宣言と初期化を1行で書ける

int vacationDays = 12; // 変数宣言と初期化

Javaでは、コードのどこにでも宣言を置くことができる

double salary = 600..0;
System.out.println(salary);
int vacationDays = 12; //この位置での宣言も可

Javaでは宣言の他に”定義”というものは存在しない

3.5.1 定数

定数を表すのにfainalキーワードを使用する

public class Constants
{
public static void main(String[] args)
{
final double CM_PER_INCE = 2.54;
double paperWidth = 8.5;
double paperHeight = 11;
System.out.println("Paper size in centimeter: " + paperWidth * CM_PER_INCe + " by "
+ paperHeight * CM_PER_INCH);
}
}

fainalキーワードは、変数に一度しか代入できないことを示している。定数名は大文字にするのが慣例。

1つのクラスにおいて複数のメソッドで使用可能な定数が必要になるのがJavaでは一般的。
このような定数はクラス定数と呼ばれ、

static fainal

というキーワードで設定する。

public class Constants2
{
public static final double CM_PER = 2.54;

public static void main(String[] args)
{
double paperWidth = 8.5;
double paperHeight = 11;
System.out.println("Paper size in centimerter; "
+ paperWidth * CM_PER + "by"
+ paperHeight * CM_PER);
}
}

定数を"public"で宣言すると、他のクラスのメソッドから定数を使用できる

3.6.4 数学的な関数と定数

Mathクラスには、数学的な関数群が含まれている。
数値の平方根を計算するには、sqrt()メソッドを使用。

double x = 4.0;
double y = Math.sqrt(x);
System.out.println(y); // 2.0を出力

他にも、指数演算子三角関数、指数関数、対数関数もMathクラスで提供するよ。

キャスト

情報が失われる可能性のある変換はキャストを使う。

double x = 9.997;
int nx = (int)x; // nx = 9

浮動小数点数値を丸めて一番近い整数に変換するには、"Math.round()"メソッドを使用する。

double x = 9.997;
int nx = (int)Math.round(x); // x = 10;

今日はここまで。明日は文字列から。