基礎からMySQLを学びます。その4
データ型とデータの入力
MySQLで設定することのできる代表的なデータ型と、それぞれのデータの入力方法を学びます。
数値型
数値型のカラムには、数値を入力します。
数値の種類
データ型 | 対応している範囲 |
INT | -2147483648〜2147483647 |
TINYINT | -128〜127 |
SMALLINT | -32768〜32767 |
MEDIUMINT | -8388608〜8388607 |
BIGINT | -9223372036854775808〜9223372036854775807 |
FLOAT | -3.402823466E+38〜-10175494351E-38 |
DOUBLE | 1.7976…E+308〜-2.22…14E-308 |
文字列型
以下の種類があります。
データ型 | 意味 | 範囲 |
CHAR | 固定長の文字列 | 255文字まで |
VARCHAR | 可変長の文字列 | 255文字まで |
TEXT | 長い文字列 | 65535文字まで |
LONGTEXT | とても長い文字列 | 4294967295文字まで |
「VARCHAR」と「TEXT」を覚えておけばとりあえずは十分みたいです。CHAR型は固定長で、文字を格納するときに指定した長さになるようにスペースが埋め込まれます。ただし、取り出されるときには、このスペースは削除されます。
VARCHARとCHARの桁数単位
バージョン4.1以降は「()」に指定する桁数の単位は「文字」です。しかし、バージョン4.0までは単位が「バイト」になっているので注意です。
日付・時刻型
日付や時刻を格納できるカラムのデータ型には、DATA(日付)、TIME(時刻)、YEAR(年)、日知恵kと時刻を合わせたDATETIMEなどがあります。
データ型 | 意味 | 範囲 |
DATETIME | 日付と時刻 | 1000-01-01 00:00:00〜9999-12-31 23:59:59 |
DATE | 日付 | 1000-01-01〜 9999-12-31 |
YEAR | 年 | 1901〜2155(4ケタのとき) 1970〜2069(70〜69)(2ケタのとき) |
TIME | 時刻 | -838:59:59〜838:59:59 |
日付・時刻型データの入力
「'」または「"」で囲みます。日付は必ず「YYYY-MM-DD」、時刻は「HH:MM:SS」の形式で入力します。
終わり
日付・時刻型は初めましてなので頭の片隅に。